10代のためのプレミアム・コンサート

ベルリン・フィル・ホルン・カルテット

10代のためのプレミアム・コンサート 【2】
ベルリン・フィル・ホルン・カルテット

当公演は終了いたしました。

日 時 2014年5月30日(金) 18:30 開場 / 19:00 開演(休憩あり・約100分)
場 所 東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアル(東京)
出 演

ベルリン・フィル・ホルン・カルテット

<メンバー>
シュテファン・ドール
クラウス・ヴァレンドルフ
ファーガス・マクウィリアム
サラ・ウィリス(以上ホルン)

ナビゲーター ジョナサン・ハミル(東京交響楽団首席ホルン奏者)
主 催 Sony Music Foundation(公益財団法人ソニー音楽財団)
後 援 Goethe-Institut Tokyo 東京ドイツ文化センター/ドイツ連邦共和国大使館/日本ホルン協会
協 賛 ソニー株式会社/ソニー生命保険株式会社/ソニー銀行株式会社
協 力 株式会社ヤマハミュージックジャパン/株式会社アスペン
曲 目

第1部:Horns from the Animal to the Concert Stage
〜角笛からホルンへ〜

・ロッシー二:狩の集い
・ユーリセン編:「シャソマニエ」より3つの小品
・ボザ:4本のホルンのための「組曲」
・R.シュトラウス:ティル・オイレンシュピーゲル・ブルース

第2部:Around the World with the Berlin Phil Horns
〜ベルリン・フィル・ホルン・カルテットの世界一周〜

・ウェーバー:「魔弾の射手」より狩人の合唱(ドイツ)
・デンツァ / ミシェル編:フニクリ・フニクラ(イタリア)
・デ・ファリャ / ヴァレンドルフ編:「三角帽子」より『粉屋の踊り』(スペイン)
・J.シュトラウス/マルティネ編:ピツィカート・ポルカ(オーストリア)
・ラリオーノフ / ミシェル編:カリンカ(ロシア)
・ベラスケス / パンタレオン編:ベサメ・ムーチョ(中南米)
・オーストラリア民謡 / デイヴィス編:ワルツィング・マチルダ(オーストラリア)
・リンダ / ヴァレンドルフ編:ライオンは寝ている(アフリカ)
・日本民謡 / 柏原 賢編:ずいずいずっころばし(日本)

※曲目、曲順は変更となる場合がございます。

出演者プロフィール

ベルリン・フィル・ホルン・カルテット

シュテファン・ドール / Stefan Dohr

ベルリン・フィル・ホルン・カルテットとは、基本的に ― メンバーの一人、クラウス・ヴァレンドルフ曰く ―『演奏で奉仕する』グループである。とは言うものの、彼らベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のホルン奏者たちは、自分たち独自のプログラムも時には提供する。彼らのレパートリーには、交響曲を編曲した楽曲もあるが、ホルン・カルテットという特別な編成のために作曲された、ブレット・ディーンやアルトゥーロ・パンタレオンなどの作曲家によるオリジナル曲もあり、その演奏は、ベルリンのフィルハーモニーホールはもちろん、ヨーロッパやアジア各国で聴かれている。

2007年7月、リヒャルト・ ワーグナーの『トリスタンとイゾルデ』からレナード・バーンスタインの『ウェストサイド物語』まで、様々な楽曲のアレンジを収録した、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のホルン奏者全員による初めてのCD、『オペラ』がリリースさ れた。そして、ベルリン・フィル・ホルン・カルテットの最新のCD「フォー・コーナーズ」で、彼らは世界中をめぐる極上の音楽の旅へと聴くものを誘う。それは、4人のホルンの名手たちが楽しく奏でる、有名な西洋のメロディーやクラシックの名曲の数々から日本の童謡にのった、西から東へめぐると音楽の旅である。

シュテファン・ドール / Stefan Dohr

シュテファン・ドール / Stefan Dohr

ミュンスター生まれ。1985年フランクフルト・オペラ管弦楽団の首席ホルン奏者に就任、2年後にはバイロイト音楽祭管弦楽団、その後ベルリン放送交響楽団等にて首席を歴任。現在はアンサンブル・ウィーン=ベルリンのメンバーとしても活動するほか、ハンス・アイスラー音楽大学で客演教授も務める。ベルリン・フィルには93年より首席ホルン奏者として、またソリストとして数多くベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と共演している。

クラウス・ヴァレンドルフ / Klaus Wallendorf

クラウス・ヴァレンドルフ / Klaus Wallendolf

チューリンゲン州生まれ。1965年にドイツ青少年コンクールに優勝。1980年にベルリン・フィルへ入団するまではジュネーブのスイス・ロマンド管弦楽団、及びバイエルン州 立オペラにて首席ホルン奏者を務める。数多くの室内楽活動、ジャーマン・ブラス等のアンサンブルで活動、人気を集めている。

ファーガス・マクウィリアム / Fergus McWilliam

ファーガス・マクウィリアム / Fergus McWilliam

©Peter Adamik

スコットランド、ネス湖の近くに生まれ、主にカナダ、スウェーデンで学ぶ。
15歳で小澤征爾指揮のトロント交響楽団と共演し、ソリストとしてデビューを果たす。1985年にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の団員となるまで、デトロイト交響楽団、バイエルン放送交響楽団などにも在籍。ベルリン・フィル・アカデミーなどの数々の音楽学校で後進の指導にもあたっている。

 

サラ・ウィリス / Sarah Willis

サラ・ウィリス / Sarah Willis

アメリカのメリーランド州生まれ。ロンドンのギルドホール・スクールにて学び、ベルリンではファーガス・マックウィリアムに師事。1991年ベルリン州立オペラに入団。シカゴ交響楽団、ロンドンのロイヤル・フィルハーモニー、ベルリン・ドイツ交響楽団等、数多くの主要オーケストラと共演するほか、ソリストとしてもディヴェルティメント・ベルリン、コンソルティウム・クラシクムと共演している。2001年よりベルリン・フィルのメンバー。

ナビゲーター:ジョナサン・ハミル / Jonathan Hammill(東京交響楽団首席ホルン奏者)

ジョナサン・ハミル / Jonathan Hammill(東京交響楽団首席ホルン奏者)

アメリカ合衆国フロリダ州生まれ。ニューヨークのジュリアード音楽院を卒業。フロリダ管弦楽団のC.ウァール、メトロポリタン歌劇場管弦楽団のJ.ランズマン、 シカゴ交響楽団のD.クレヴェンジャーの各氏に師事。1999年にシビック・オーケストラ・オブ・シカゴで1年間研鑽を積む。また、1999年から2001年まで3年間に渡り、パシフィック・ミュージック・フェスティバルに参加。その他にも、国内外問わず数多くの音楽祭やツアーに参加。第71回日本音楽コンクール・ホルン部門第2位。現在までに、シカゴ交響楽団、ロンドン交響楽団、ニュージャージー交響楽団、フロリダ交響楽団、NHK交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハーモニー交響楽団、中部フィルハーモニー交響楽団などと共演。ホルン講師としても、ドルチェ楽器音楽教室、ブリティッシュスクール、洗足学園音楽大学、エリザベト音楽大学で、後進の指導にあたっている。つの笛ホルン集団のメンバーとしても活躍中。現在、東京交響楽団首席ホルン奏者。

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