SonyMusicFoundation|公益財団法人ソニー音楽財団

チケット購入

齋藤秀雄メモリアル基金賞

第22回 齋藤秀雄メモリアル基金賞

第22回 齋藤秀雄メモリアル基金賞

訃報 小澤征爾氏(名誉顧問)のご逝去について

「齋藤秀雄メモリアル基金賞」2002年創設時の選考委員であり、2021年度より名誉顧問の小澤征爾氏が、2024年2月6日に逝去されました。
当賞に於いて若手チェリスト、指揮者の発掘、育成に多大なるご貢献をいただきました氏のご逝去を悼み、謹んでご冥福をお祈りいたします。

 

公益財団法人ソニー音楽財団は、第22回(2023年度) 齋藤秀雄メモリアル基金賞 チェロ部門受賞者を 上村 文乃(かみむら・あやの)氏、指揮部門受賞者を杉山 洋一(すぎやま・よういち)氏に決定いたしました。

贈賞式はライブ配信もあわせてとりおこないました。

齋藤秀雄メモリアル基金賞とは

財団法人ソニー音楽芸術振興会(現・公益財団法人ソニー音楽財団/英文名称:Sony Music Foundation)は、2002年(平成14年)に「齋藤秀雄メモリアル基金賞」を創設しました。

この「齋藤秀雄メモリアル基金賞」はチェリスト・指揮者・教育者として高名な故・齋藤秀雄(1902-1974)氏に因むものです。

2000年3月17日に齋藤秀雄氏未亡人・齋藤秀子氏が90歳で逝去されました。

齋藤秀子氏の遺言公正証書第参条に「財団法人ソニー音楽芸術振興会は、遺贈された財産で振興会の中に『齋藤秀雄メモリアル基金(仮称)』を設け、この基金により若手チェリスト、指揮者の発掘、育成を目的とした顕彰制度を実施して下さい。」と記載がありました。齋藤秀子氏から十数年前、同家の資産運用の相談を受けた当時の財団理事長・大賀典雄が同家の資産を買取った経緯があり、齋藤秀子氏の遺言に上記の文章が入ったものと思われます。齋藤秀子氏の遺言執行者である中央三井信託銀行から当財団に、306,483,968円の遺贈金が寄せられました。

当財団理事会、評議員会で審議の上、齋藤秀子氏の生前の希望により、大賀が小澤征爾氏(指揮者)、堤 剛氏(チェリスト)とも協議した結果、この遺贈金は「齋藤秀雄メモリアル基金」として運用することになりました。この基金の利息収入により2002年度(平成14年度)から毎年度「齋藤秀雄メモリアル基金賞」を授与することが決定しました。

2021年度より小澤征爾氏が名誉顧問に就任するとともに、以後選考委員長に当財団理事長が就任することとし、受賞者を選定の上、理事会において決定することといたしました。

2024年2月6日の小澤征爾名誉顧問が逝去されたことに伴い、2024年度より永世名誉顧問の称号を授与いたしました。

当賞の内容は下記の通りです。

当賞の内容

名称
「齋藤秀雄メモリアル基金賞」
選考対象
  • 音楽芸術文化の発展に貢献し、将来一層の活躍が期待される、若手チェリスト、指揮者。
  • チェリストと指揮者を各々1年に1人顕彰することを原則とする。但し、適切な該当者がいない場合は顕彰しない。
選考方法
音楽関係者からの意見等を参考に、選考委員会で、選考委員が候補者を選出し、全員で選考の上、選考委員長が受賞者を選定し、理事会において決定する。
選考委員会は、顕彰年の上半期に開催することを原則とする。
永世名誉顧問
小澤征爾 氏(指揮者・故人)
選考委員

<選考委員長>
水野道訓(ソニー音楽財団理事長)

<永久選考委員>
堤 剛 氏(チェリスト)

<任期制選考委員>
柴田克彦 氏(音楽評論家)
沼尻竜典 氏(指揮者)
吉田純子 氏(朝日新聞 編集委員)

  • 賞金 当該年毎に1人500万円(総額1,000万円)
受賞者発表時期、
方法
顕彰時期を考慮して、当該年毎に適切な発表時期を定める。
受賞者はマスコミに公表し、当財団ウェブサイトでも公表する。
顕彰時期
当該年毎に適切な時期を定める。
主催
公益財団法人ソニー音楽財団(Sony Music Foundation)
特別協力
公益財団法人サイトウ・キネン財団/セイジ・オザワ 松本フェスティバル実行委員会

これまでの受賞者

以上

当賞に関するお問い合わせ先

公益財団法人ソニー音楽財団(Sony Music Foundation)
Tel:03-3515-5261 Fax:03-3515-5262