コンサートのご紹介
10代のためのプレミアム・コンサート
10代のためのプレミアム・コンサート
大野和士×バルセロナ交響楽団
2019年7月29日(月)
サントリーホール 大ホール(東京都)
17:15開場/18:00開演
終了しました
S席(若干枚)および A席[現金のみ]
料金は下記の「チケット料金」をご覧ください。
クラシック音楽の殿堂で体感する、迫力あるオーケストラの音楽と、大野和士によるわかりやすいお話やピアノの連弾、バレエやギターなど、さまざまな角度から楽しめる盛りだくさんのこの公演を、お見逃しなく。
♪公演の内容♪
誰もが聴いたことのあるビゼー作曲のカルメン前奏曲で始まる、このコンサート!
2曲目は、フランスの作曲家ラヴェルの組曲「マ・メール・ロワ(マザー・グース)」をお届けします。大野と、パリで研鑽を積んだ徳重智子によるオリジナルのピアノ連弾曲の演奏や、楽器紹介を交えたオーケストラのサウンドとの聴き比べをお楽しみいただけます。
後半は、スペインを代表する作曲家ファリャによる「三角帽子」第2組曲。安達悦子振付による東京シティ・バレエ団との共演に加え、新進気鋭の若手ギタリスト、徳永真一郎によるギターの演奏や、ダンサーと一緒に体を動かすことでスペインのリズムを体感できるワークショップも予定されています。
<指揮者の大野和士さんにインタビュー>
大野さんにこのコンサートにかける想いや、ご自身の音楽との関わりを伺いました。
➡ 特設ページ 「大野和士スペシャル・インタビュー」
===こちもご覧ください===
◎<動画解説「マ・メール・ロワ」の楽しみ方>
◎<動画解説「三角帽子」の楽しみ方>
公演詳細
- 日時
-
2019年7月29日(月)
17:15開場/18:00開演約100分予定(休憩あり)
- 場所
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サントリーホール 大ホール
(東京都)
○銀座線・南北線『溜池山王駅』13番出口より徒歩約10分
○南北線『六本木一丁目駅』3番出口より徒歩約5分 - 出演
大野和士(指揮・ピアノ・おはなし)
バルセロナ交響楽団(管弦楽)
東京シティ・バレエ団(バレエ)
【土肥靖子/岡 博美/平田沙織/植田穂乃香/石黒善大/沖田貴士/福田建太/濱本泰然】
徳重智子(ピアノ)
マリーナ・ロドリゲス・クシ(メゾソプラノ)
徳永真一郎(ギター)- 曲目
◆ビゼー:オペラ「カルメン」より前奏曲
◆ラヴェル:組曲「マ・メール・ロワ(マザー・グース)」
第1曲 眠りの森の美女のパヴァーヌ
第2曲 おやゆび小僧
第3曲 陶器人形の皇后
第4曲 美女と野獣の問答
第5曲 妖精の園◆ファリャ:バレエ音楽「三角帽子」 第2組曲
(振付:安達悦子/共演:東京シティ・バレエ団)
1.近所の人々の踊り(セギディーリャ)
2.粉屋の踊り(ファルーカ)
3.終幕の踊り(ホタ)※曲目・演奏者は変更となる場合がございます。
- 主催
- 公益財団法人ソニー音楽財団(Sony Music Foundation)
- 協賛
- ソニー生命保険株式会社 / ソニー銀行株式会社
- 後援
- 外務省 / スペイン大使館 / 港区 / 港区教育委員会
- お問い合わせ
- 公益財団法人ソニー音楽財団(Sony Music Foundation) 03-3515-5261 (平日10:00~18:00)
チケット情報
- 発売日
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3月12日(火)10:00 〜
4月3日(水) ソニー音楽財団最速先行発売
3月20日(水) 〜 4月3日(水) イープラス・チケットぴあ(ネットのみ)先行発売
4月4日(木) 一般発売 - 料金
【全席指定・税込・未就学児入場不可】
S席10代(小1~19才)* 2,500円
S席一般(20才以上) 5,000円A席10代(小1~19才)* 1,500円
A席一般(20才以上) 3,000円*年齢は公演日時点。公演当日、年齢を確認させていただく場合がございます。
- プレイガイド
-
◆ソニー音楽財団オンラインチケット
◆チケットぴあ 0570-02-9999 (Pコード:145-673)
◆イープラス
◆サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017 (休館日を除く10:00~18:00)
出演者プロフィール
©Herbie Yamaguchi
大野 和士(Kazushi Ono)
指揮・ピアノ・おはなし
- プロフィールを見る
東京生まれ。東京藝術大学卒。ピアノ、作曲を安藤久義氏、指揮を遠藤雅古氏に師事。バイエルン州立歌劇場にてサヴァリッシュ、パタネー両氏に師事。
1987 年イタリアの「トスカニーニ国際指揮者コンクール」優勝。以後、世界各地でオペラ公演ならびにシンフォニーコンサートの客演で聴衆を魅了し続けている。
90-96 年クロアチア、ザグレブ・フィル音楽監督。96-2002 年ドイツ、バーデン州立歌劇場音楽総監督。92-99 年、東京フィル常任指揮者を経て、現在同楽団桂冠指揮者。02-08 年ベルギー王立歌劇場(モネ劇場)音楽監督。12-15 年イタリアのアルトゥーロ・トスカニーニ・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者、08-17 年フランス国立リヨン歌劇場首席指揮者を歴任。15 年から東京都交響楽団ならびにバルセロナ交響楽団音楽監督。18 年9 月、新国立劇場オペラ芸術監督に就任。
オペラでは、07 年 6 月にミラノ・スカラ座デビュー。その後、メトロポリタン歌劇場、パリ・オペラ座、グラインドボーン音楽祭、エクサンプロヴァンス音楽祭への出演などが相次いでいる。芸術選奨文部大臣新人賞、日本芸術院賞ならびに恩賜賞、朝日賞など受賞多数。紫綬褒章受章。文化功労者。
17 年 5 月、大野和士が 9 年間率いたリヨン歌劇場は、インターナショナル・オペラ・アワードで「最優秀オペラハウス 2017」を獲得。6 月にはフランス政府より芸術文化勲章「オフィシエ」を受勲。同時にリヨン市からもリヨン市特別メダルが授与された。
バルセロナ交響楽団(Barcelona Symphony Orchestra - the National Orchestra of Catalonia)
管弦楽
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1944年創立。2015年9月から大野和士が音楽監督を務めている。
その70年以上の歴史を通して、世界的に著名なソリストと共に、ファリャ、アルベニス、バルトーク、ビゼー、ロドリーゴらの作品に焦点を当てた録音をリリース。近年では大野和士指揮によるショスタコーヴィチ:交響曲第13番≪バビ・ヤール≫のライヴ録音がALTUSレーベルよりリリースされた。
著名な指揮者やソリストの客演も多く、これまでにエリアフ・インバル、ダニエル・バレンボイム、トン・コープマン、マルク・ミンコフスキーらの指揮者、ラドゥ・ルプー、モンセラート・カヴァリエ、アリシア・デ・ラローチャ、ミッシャ・マイスキー、ピンカス・ズーカーマン、マルタ・アルゲリッチ、ギドン・クレーメル、ワディム・レーピンらのソリストと共演。
ツアーも楽団にとって重要なプロジェクトのひとつであり、ニューヨークのカーネギー・ホールなど世界的に著名なホールへ客演、ロイヤル・アルバート・ホールで開催されるBBCプロムスなど国際的な音楽祭に出演している。
リセウ大劇場でのオペラ公演にも定期的に参加しており、近年ではプロコフィエフ『賭博』、R. シュトラウス『ダフネ』、モーツァルト『魔笛』、ワーグナー『リエンツィ』、プッチーニ『外套』などに出演した。
クラシック音楽から現代音楽まですべてのジャンル、とりわけカタルーニャ地方の作曲家の作品の普及に努めている。 今回の来日は実に24年ぶりとなる。
©Takashi Shikama
東京シティ・バレエ団(TOKYO CITY BALLET)
バレエ
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1968年、日本のバレエ界では初の合議制バレエ団として設立。以来、古典と創作を両輪のごとく上演するという創立理念を大切に、全国はもとより海外も含め、意欲的な活動を続けている。1994年から東京都江東区と芸術提携を結び、ティアラこうとう(江東公会堂)をホーム劇場に、「白鳥の湖」「ジゼル」などの古典バレエの名作や、「ロミオとジュリエット」「真夏の夜の夢」「カルメン」などのオリジナル作品、オーケストラとバレエが同じ舞台上で共演する「オーケストラwithバレエ」、オーディションで選ばれた子ども達と共演する「くるみ割り人形」と、東京シティ・バレエ団ならではの多彩なプログラムを芸術提携公演として年4演目上演している。また、江東区内小学校にて毎年アウトリーチ事業(2014年第8回キッズデザイン賞受賞)を実施し、「Ballet for Everyone ─バレエの楽しさと豊かさを、すべての人と分かち合う─」というビジョンの下、バレエの普及活動も積極的に行っている。2016年7月公益財団法人設立。
2018年に創立50周年記念公演として藤田嗣治美術による「白鳥の湖」を大野和士氏の指揮(演奏:東京都交響楽団)で上演し高く評価された。
徳重 智子(Tomoko Tokushige)
ピアノ
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東京藝術大学作曲科首席卒業、同大学院修士課程終了。文化庁芸術家派遣研修員として、パリ国立高等音楽院にて研鑽を積む。カメラータ東京より、室内楽作品をCD収録。帰国後、子供のためのソルフェージュに力を注ぎ、大阪音楽大学、相愛大学、洗足学園音楽大学にて講師を務める。
ピアニストとして、2017年から2019年までパリFLAMEヴァイオリンコンクールのピアノ伴奏で参加する。NHK教育テレビ「子供たちの全身音楽大体験」にて、大野和士氏と火の鳥、牧神の午後を二台ピアノで演奏する。
マリーナ・ロドリゲス・クシ(Marina Rodríguez-Cusí)
メゾ・ソプラノ
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シエテ・アグアス(バレンシア)生まれ。バレンシア高等音楽院でオーボエを専攻した後、アナ・ルイサ・チョバのもと声楽の研鑽を積む。同音楽院にて名誉賞を受賞。また、エウヘニオ・マルコ・サバデル・コンクール、カリョサ・デ・エンサリア音楽コンクール、スペイン・コンポステーラ国際音楽コンクール、バルセロナ・フランセスク・ビニャス国際コンクールで入賞。著名な指揮者の下、ヨーロッパの各地でオペラやサルスエラの主要な役を務めているほか、オラトリオ作品にも精力的に取り組んでいる。
この度の来日公演に合わせ、大野和士率いるバルセロナ交響楽団との「三角帽子」が収録された「ピカソとバレエ」がリリースされた。