コンサートのご紹介
「第11回 国際オーボエコンクール・軽井沢」
入賞者&審査委員コンサート(東京公演)
2015年10月12日(月・祝)
東京文化会館 小ホール(東京都)
14:45開場/15:30開演
終了しました
※当日券は、10月12日(月・祝)12:00~14:00、14:45~より若干数を、ホール入口にて販売致します。
公演詳細
- 日時
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2015年10月12日(月・祝)
14:45開場/15:30開演 - 場所
- 東京文化会館 小ホール (東京都)
- 出演
ハンスイェルク・シェレンベルガー(コーラングレ、指揮)
モーリス・ブルグ(オーボエ・ダモーレ)
古部 賢一(コーラングレ)
ゴードン・ハント(オーボエ)
小畑 善昭(バス・オーボエ)
アラン・フォーゲル (オーボエ)
吉田 将(ファゴット)桒形 亜樹子(チェンバロ)
江口 雅子(ピアノ)
群馬交響楽団 (管弦楽)「第11回 国際オーボエコンクール・軽井沢」入賞者
- 曲目
■審査委員による演奏
バッハ:「音楽の捧げもの」より『6声のリチェルカーレ』 BWV 1079(編曲:D.P.ヘフティ)
ゴードン・ハント&アラン・フォーゲル(オーボエ)、
ハンスイェルク・シェレンベルガー&古部 賢一(コーラングレ)、
小畑 善昭(バス・オーボエ)、吉田 将(ファゴット)
バッハ:オーボエ・ダモーレ協奏曲イ長調 BWV1055a
オーボエ・ダモーレ・ソロ:モーリス・ブルグ、桒形 亜樹子(チェンバロ)、 群馬交響楽団■入賞者による演奏
デュティユー:オーボエ・ソナタ(全曲)
江口 雅子(ピアノ)
モーツァルト:オーボエ協奏曲 ハ長調
ハンスイェルク・シェレンベルガー(指揮)、群馬交響楽団その他「第11回 国際オーボエコンクール・軽井沢」課題曲より
※曲目・曲順は変更になる場合がございます。
- 主催
- Sony Music Foundation
- 共催
- 東京文化会館(公益財団法人東京都歴史文化財団)
- 後援
- 国際ダブルリード協会 / 日本オーボエ協会 / 軽井沢町 / 軽井沢町教育委員会 / 信濃毎日新聞 / FM軽井沢
- 協賛
- ソニー株式会社
- 協力
- 公益財団法人群馬交響楽団 / 日本ダブルリード株式会社 / 公益財団法人軽井沢大賀ホール / 株式会社ヤマハミュージックジャパン / ショット・ミュージック株式会社 / 株式会社 ビュッフェ・グループ・ジャパン / 株式会社ドルチェ楽器 / 野中貿易株式会社
チケット情報
- 発売日
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5月20日(水) 〜
6月1日(月) 先行発売(イープラス、チケットぴあ)
6月3日(水) 一般発売 - 料金
【全席指定・税込】
¥5,000
ユース¥2,500※未就学児の入場不可
※ユース券は、1990年4月2日以降生まれの方。公演当日、年齢が確認できる書類を必ずお持ちください。
ロビーにて主要オーボエメーカーの楽器展示あり(12:00~14:00、入場無料、試奏可能)- プレイガイド
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イープラス
チケットぴあ 0570-02-9999 (Pコード:264-462)
東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650 (休館日を除く10-19時)
出演者プロフィール
©GerhardWinkler
ハンスイェルク・シェレンベルガー(Hansjörg SCHELLENBERGER)
コーラングレ、指揮
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1980年1月から2001年夏までカラヤン/アバドらが音楽監督だったベルリン・フィル黄金時代のソロ・オーボエ奏者をつとめたシェレンベルガーは、ソリスト、室内楽奏者、教育者のみならず、今や指揮者としてもヨーロッパ、アジアを中心に活発な活動を展開。これまでにソリストとして、カラヤン、ジュリーニ、アバド、ムーティ、レヴァインなど超一流指揮者たちと共演、室内楽では、アンサンブル・ウィーン=ベルリンを中心に多彩な活動を展開してきた。近年、指揮者としての地位を着実に固めており、2012年秋にはカメラータ・ザルツブルクを率いて日本ツアーを行った。また、2013年4月より岡山フィルの首席指揮者を務めている。「国際オーボエコンクール」には東京で開かれた第1回(1985年)より審査委員を、第4回より今日まで審査委員長を務めている。
モーリス・ブルグ(Maurice Bourgue)
オーボエ・ダモーレ
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1966年、バーミンガムで開催された国際管楽器コンクールで、サー・ジェームズ・ゴールウェイと一位を分け合い、その後も、ミュンヘン、プラハ、ブダペストのコンクールで一位入賞を果たす。シャルル・ミュンシュに見出されてパリ管弦楽団の首席オーボエ奏者に抜擢され、1979年までその任にあった。ソリストとして、世界各地の主要コンサート・ホールに出演。世界の主要なオーケストラ、室内オーケストと数多く共演。アバド、バレンボイムなど著名な指揮者とも共演している。近年では指揮者として、ヨーロッパを中心に数多くのオーケストラに招かれている。教育者としても名高く、パリ国立高等音楽院、ジュネーヴ音楽院、ギルドホール音楽院、フランツ・リスト音楽アカデミーをはじめ、世界中の主要な音楽学校で教鞭をとっており、音楽祭でもマスタークラスを行っている。また、1994年から「国際オーボエコンクール・東京/軽井沢」の審査委員を務めている。
©土居政則
古部 賢一(Ken-ichi Furube)
コーラングレ
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大阪生まれ。東京芸術大学卒業後、ミュンヘン音楽大学大学院にてG.パッシン氏に師事。また、S.ゴールドベルグ氏にも薫陶を受ける。
1991年、小澤征爾率いる新日本フィルハーモニー交響楽団の首席オーボエ奏者に就任。これまでに、ハンブルク北ドイツ放送響、ベルリン・ドイツ響、シュトゥットガルト室内管などにも客演首席奏者としてしばしば招かれている。 ラ・フォル・ジュルネ音楽祭、セイジ・オザワ松本フェスティバル、宮崎国際音楽祭、木曽音楽祭などにも定期的に出演。リサイタルや室内楽にも積極的に取り組み、ドイツを代表するチェンバロ奏者クリスティーネ・ショルンスハイムとのデュオを国内およびライプツィヒ・バッハ博物館で行うなど、バロック演奏でも高い評価を得ている。他にも、エマニュエル・パユ、諏訪内晶子、樫本大進ら国際的アーティストとの共演も数多く、厚い信頼を寄せられている。2014年には、ライナー・キュッヒル率いるウィーン・フィルメンバーと共演し、好評を博した。
近年には古楽器奏者としても活動し、現代作品においても日本を代表する現代作曲家である故・林光のソナタを自ら委嘱・初演するなど積極鄭に取り組んでいる。また、クラシックにとらわれず多彩な共演者とのコラボレーションも展開しており、最近では2014年5月にギタリスト鈴木大介との2枚目となるデュオ・アルバム『Cafe1930』をキングレコードよりリリース。
東京音楽大学、相愛音楽大学非常勤講師。第8回~第11回 国際オーボエコンクール・軽井沢(主催:Sony Music Foundation)の審査委員を務めている。
©Chris Fower
ゴードン・ハント(Gordon Hunt)
オーボエ
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ロンドン生まれ。テレンス・マクドナーに師事。オーボエのソリスト及び指揮者として世界各地で演奏活動を行う傍ら、マスタークラスの指導にもあたり、また数々の著名な室内アンサンブルと共演している。オーケストラでの実績も豊富で、ロンドン室内管弦楽団とワールド・オーケストラ・フォア・ピースで首席オーボエ奏者を務めている他、以前にはフィルハーモニア管弦楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の首席オーボエ奏者でもあった。
世界有数のオーボエ奏者の一人とされており、ソリストとしてアシュケナージ、サー・アンドリュー・デイヴィス、ジュリーニ、コンドラシン、ムーティ、サー・ジョン・プリチャード、サー・サイモン・ラトル、シノーポリ、ウェルザー=メストなどの指揮者と共演してきた。
BMG,EMI,BIS,ヴァージン等のレーベルで幅広くレコーディングを行っており、モーツァルトによるソロ曲はすべて網羅している。アシュケナージが指揮するベルリン放送交響楽団とのリヒャルト・シュトラウスの協奏曲のレコーディング(デッカ)は、ペンギンCDガイドで、流通しているCDの中のベスト盤に選ばれた。
指揮者としても益々知名度を上げており、現在デンマーク・チェンバー・プレイヤーズやスウェーデン室内吹奏楽団の音楽監督を務めている。これまでに南アフリカ国立交響楽団、デンマーク放送シンフォニエッタ、ロンドンのサウスバンク・シンフォニア等多数のオーケストラを指揮。近年ではジョージア、ニュージーランド、ブラジル、イギリス、アメリカで指揮をした他、ニューヨークではセントルークス管弦楽団を、カリフォルニアではレッドランズ交響楽団を指揮した。
現在はギルドホール音楽院の教授、王立音楽アカデミーの名誉アソシエイトの地位にある。「国際オーボエコンクール」の審査委員を1997年より務めている。2010年にはユネスコ平和芸術家に任命された。
使用楽器はロンドン、ハワース社のXLオーボエ。
小畑 善昭(Yoshiaki OBATA)
バス・オーボエ
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東京藝術大学卒業、同大学院修了。在学中、第42回NHK毎日音楽コンクール管楽器部門第3位入賞。1979年より1982年まで東京交響楽団に在籍し、その後ベルリンへ留学。帰国後、新日本フィルハーモニー交響楽団の首席奏者を務めた。現在は東京芸術大学教授として後進の指導にあたるかたわら、独奏及び室内楽、また古楽器奏者としても演奏活動を繰り広げている。
アラン・フォーゲル(Allan VOGEL)
オーボエ
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『オーボエの貴公子』(ロス・アンジェルス・タイムズ),『まごうことなく、数少ない世界的名手のひとり』(サン・ディエゴ・ユニオン)ともてはやされる、アメリカ屈指の管楽器演奏家及び室内楽演奏家のひとりである。ロス・アンジェルス室内管弦楽団の首席オーボエ奏者であり、ソリストとして国内各地のオーケストラと共演する他、マルボロ、サンタ・フェ、アスペン、モーストリー・モーツァルト、サマーフェスト、ミュージック・アット・メンロ、サラソータ、オレゴン・バッハ、ノースウェスト室内楽などの音楽祭にも出演してきた。
バロック音楽の演奏で名声を得ており、アメリカ・バッハ協会の諮問委員会に名を連ねている。
Bach’s Circle Baroque Ensembleのメンバーでもある。また、カリフォルニア芸術大学、南カリフォルニア大学、コルバーン音楽学校で教鞭を執っている。
©読売日本交響楽団
吉田 將(Masaru YOSHIDA)
ファゴット
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武蔵野音楽大学音楽学部器楽科卒業後、1986年ドイツ国立ハノーファー音楽大学研究学部ソリストクラス入学。クラウス・トゥーネマン氏に師事。1987年ユンゲ・ドイチェフィルハーモニー(ドイツ連邦学生選抜オーケストラ)に首席奏者として入団。ケルン・カンマー・オーケストラ、ドイツ・カンマー・フィルハーモニー契約団員。1989年ドイツ国立ハノーファー音楽大学研究学部卒業国家演奏資格試験受験資格取得。同年、ベルギー王立フレミッシュオペラに首席奏者として入団。同年、読売日本交響楽団へ首席奏者として就任。1998年より宮崎国際室内楽音楽祭レギュラーメンバー。2002年よりサイトウ・キネン・オーケストラ(セイジ・オザワ松本フェスティバル)首席奏者として毎年出演。現在、読売日本交響楽団首席ファゴット奏者、小澤征爾音楽塾講師、洗足学園音楽大学客員教授、武蔵野音楽大学講師。
撮影:林喜代種
桒形 亜樹子(Akiko Kuwagata)
チェンバロ
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東京生まれ。東京藝術大学附属音楽高校作曲科卒、同大作曲科を中退し、DAADドイツ政府奨学生としてデトモルト音楽院、シュトゥットガルト芸術大学のチェンバロ科を卒業、国家演奏家資格取得。パリに移りセルジー国立地方音楽院、ショーモン市立音楽院で教鞭を取る傍らヨーロッパ各地で演奏活動に従事。日本文化庁在外研修員としてイタリア、スペインでチェンバロ、オルガンの研鑽を積む。第8回ブリュージュ国際チェンバロコンクールで1位無し2位他、FEPパリ国際チェンバロコンクール、ライプツィヒ・バッハ国際コンクールなどに上位入賞。17年間に亘る欧州滞在の後、2000年に帰国した後は東京を中心に多様な活動を展開し、古典音律、奏法に関するセミナーも数多く開催している。チェンバロをケネス・ギルバート、リナルド・アレッサンドリーニ、故ヴァルデマール・デューリンク氏に、オルガンをオディール・バイユー、ゴンサレス・ウリオル氏に師事。現在東京藝術大学非常勤講師、松本市音楽文化ホール講師。1997、2003、2007年山梨古楽コンクール審査員。2017年12月にソロ・アルバム『メディテーション~フローベルガーの眼差し~』をdream window ”Tree”レーベルよりリリース、現在全世界にハイレゾ配信されている。
江口 雅子(Masako Eguchi)
ピアノ
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洗足学園大学音楽学部ピアノ科及び専攻科卒業。在学中奨学金を得てハンガリーのリスト音楽院にて研鑽を積む。その後リスト音楽院にて伴奏講師として教鞭をとる。 ハンガリーの数々の管楽器コンクールにて最優秀伴奏賞を受賞。 2004年渡独、シュトゥットガルト音楽大学に迎えられる。コレペティトールとしての活動が多方面に渡って評価され、 現在、シュトゥットガルトの他、ケルン、マインツ、バーゼルの各音楽大学でも教鞭をとる。
インゴ・ゴリツキ、クリスティアン・ヴェッツェル、エマヌエル・アッビュール、クリスティアン・シュミットなどの著名な教授たちのクラスを担当。
室内楽奏者として、BBCラジオ(イギリス)のランチタイム・コンサート、SWRラジオ(ドイツ)やバルトークラジオ(ハンガリー)での室内楽コンサート、「ボン・ベートーヴェン音楽祭」(ドイツ)など数多くのコンサートで演奏、多数の著名な音楽家と共演。室内楽のパートナーの一人であるフィリップ・トーンドゥル(「第9回 国際オーボエコンクール・軽井沢」第2位受賞者)と共演した「ボン・ベートーヴェン音楽祭」に於ける室内楽コンサートは2012年の「ベートーヴェン・リング賞」を受賞している。
その他、「ミュンヘン国際コンクール」「マークノイキルヒェン国際コンクール」や数々のオーケストラのオーディションにおいて、公式伴奏者としても活躍している。