誰もが受賞したいと望むエコー・クラシック賞を数年の間に二度、獲得した。
デビューCDでは2001年最優秀新人賞を、「無伴奏オーボエ」アルバムでは2007年の最優秀器楽奏者賞を受賞している。
1995年、ポーランドのウッチで開催された国際室内楽コンクールで1位を獲得、シュトゥットガルトではロータリー・フェローシップ賞を受賞した。1年後にはバイロイトの国際音楽コンクール、1997年にはヴュルツブルクでのドイツ音楽アカデミー・コンクールと東京の国際オーボエコンクールで入賞を果たした。1998年9月、Reemtsma社が傑出した器楽奏者に対して毎年授与している第11回ダヴィドフ賞を受賞。
ソリストとしてミュンヘン放送管、パドヴァ・ヴェネト管、エアフルト・フィル、カメラータ・ハンザ・グダニスク・ダンツィヒ、KBS響(ソウル放送響)、韓国響、アルトゥール・ルービンシュタイン・フィル、ドイツ・バッハ・ソロイスツ、オーストリア・ハンガリー・ハイドン管、スウェーデンのノールショッピング響などと演奏してきた。
エッカルツハウゼン音楽祭、シュトゥットガルト・ヨーロッパ音楽祭、ロットワイル・クラシック音楽祭など、ヨーロッパの国際音楽祭にも多数出演してきたほか、オレゴン・バッハ音楽祭、ソウルの国際室内楽フェスティバルにも出場した。
ミュンヘン放送管にオーボエ副首席奏者として8年在籍、シュトゥットガルトとミュンヘンの音楽大学で教鞭をとった。
韓国ソウル、ドイツ、スウェーデン、ポーランド、日本、フィンランド、スペイン、香港、スイス、北米、南米、台湾など、世界各国でソリストとしても指導者としても活躍しているほか、第65回ジュネーブ国際音楽コンクール オーボエ部門、第66回プラハの春・国際コンクール・オーボエ部門に審査員として招かれた。2014年からソウルの漢陽大学で教鞭をとっている。
2007年からルードヴィヒ・フランクのオーボエを演奏している。